ゆっくり人生

不登校や引きこもりを経験しながら、現在は研究者の登竜門的存在である日本学術振興会 特別研究員(DC1)を務める大学院生のブログ

【学振】国民健康保険に加入しました。手続きや注意点について

 

どうも、ユモクです。

 

いきなりですが、先日国民健康保険に加入しました。 

僕が採用されている「日本学術振興会 特別研究員」は、月額20万円の給与が発生しつつ、「日本学術振興会から給与はいただいているが、雇用関係はない」という不思議な関係のためです。

「年収240万円では扶養に入れず、職場の保険もない」という状態なので、自分で国民健康保険に加入しなければならなりません

20代中盤くらいから、保険証を出すたびに「まだ親の扶養に入っているのか」と思わなければならず恥ずかしかったので、今回の扶養離脱はとても嬉しいことでもありました。

 

ただ手続きがとても大変!実際に動き始めてから1ヶ月くらいかかったと思います。

その間、保険証が手元にない期間が2〜3週間あり、心許なかったですし(そういうときに限って体調を崩す)。

 

このようにいろいろ苦労した経緯もあるため、本記事では国民健康保険に加入する手順についてまとめたいと思います。

主に学振採用者向けですが、フリーランスの方なども参考になると思います。

 

加入のために必要なステップは①扶養の離脱手続き②役所での加入手続きの2ステップで済みます。

が、扶養の離脱手続きが手探りで大変でした。参考にしてください。

 

 

国民健康保険の加入申請

1. 扶養の離脱手続き(扶養離脱証明書の発行)

国民健康保険に加入申請をする前に、まずはこれまで入っている保険から離脱する必要があります。

親の扶養に入っていた僕は、その職場の保険に入っていました。

そこからの離脱になるので、必要な手続きは基本親任せになる、と思っていたらそうもいきませんでした。

「僕に扶養から外れても問題のない収入がある」ことを証明できない限り、扶養離脱はしたくてもできないからです。さすが国民皆保険の日本。

 

僕の場合、扶養離脱のために以下のものが必要となりました。

・特別研究員 採用証明書(令和3年度の月給が記載してあることが条件)

・令和2年度分の給与等支払証明書

 

一つ目の「特別研究員 採用証明書」は、採用年度の4月1日以降からしか交付申請できません

それ以前(3月末まで)に扶養離脱の手続きをしたい場合、「採用内定通知書」でも扶養離脱の手続きは進められたかもしれません。

しかし、特別研究員の採用手続きって4月上旬までかかり(4月1日時点で「大学の博士課程に在籍している」という証明が必要)、「手続きに不手際があると特別研究員に採用されない」という旨の注意書きも強くあります

心配性の僕はそう言われてしまうと「正式採用通知が来るまで扶養離脱するの怖い」となってしまい、内定段階では扶養離脱の手続きを進めませんでした。

 

しかし、採用手続きが済んでも正式な採用通知がなかなか来ない…

結論から言いますと5月末になってやっと、大学づてに通知が来ました。

ただそれだとさすがに遅い(令和3年度4月1日時点の「健康保険証のコピー」の提出を求められる別な申請もあった)ので、4月末に日本学術振興会HPで令和3年度特別研究員採用者一覧が公開された時点で扶養離脱に動き始めました

この書類は申請から3日ほどで作成していただけました。

日本学術振興会の事務局には迅速に対応していただけてありがたかったです。感謝。

 

二つ目の令和2年度分の「給与等支払証明書」は、逆に令和2年度まで扶養に入っていることが正当であったことを証明するために必要だったようです。

これは毎年度、親の職場に提出していたのでその延長だと思います。

これは私を雇用してくださっていた団体(私の場合、大学内バイトのみだったので大学)に作成を依頼しました。

親の職場によっては市区町村が発行する「所得証明書」が必要かもしれないので、そこは扶養者の職場と相談だと思います。

 

以上が揃い、これまでの保険証を返還することで、令和3年度4月1日付けの扶養離脱証明書が発行されました。

文章にするとサラッと終わりそうですが、特に給与等支払証明書は複数のバイト先があると申請に苦労するので、時間がかかることも。

私の場合、申請先の都合で申請から結構経過しての発行になりました。

 

 

2. 役所での加入申請

国民健康保険の加入は、実際に居住する市区町村の役所に赴き申請をすることになります。

実際に役所に行く前に、加入手続きに必要な持ち物を居住する自治体のHPなどで調べてから行きましょう

僕の住むところだけではなく、いくつかの自治体のHPを調べてみたところ、以下の二つはどこでもほぼ必須のようでした。

・扶養離脱証明書

・マイナンバーがわかるもの

 

また、自治体ごとに必要な持ち物の表記が異なります。

そこで、上記二つ以外に携帯してて良かった/持って行けば良かったというものを紹介します。

・銀行キャッシュカード

保険料の払込登録のために必要でした。

対応する銀行は自治体により異なるようです。

保険料の支払いが可能な銀行はどこか、その手続きは役所でできるかということを把握してから行くと良いでしょう。

・国民年金手帳

保険が変わるに伴い、国民年金の方でも手続きが発生するようです。

ただし、窓口の人がほとんどやってくれるため具体的に何の手続きをしていたかはわからず。

手帳がなくてもその場で調べてくれましたが、あると窓口の方の仕事が楽になると思います。

 

上記を持参し国民健康保険の加入担当窓口に行きましょう。

2, 3つ書類を作成する必要はありましたが、それほどの記入量もありませんでした。

時間も15分かかったかどうかという程度で、令和3年4月1日付けの国民健康保険証が即日発行となりました

 

一連の手続きで大変だったのは、扶養離脱のための書類を揃えること

それ以降の作業は簡単に済みました。

特に即日発行はとてもありがたく、その日に病院に行くことができました

 

以降では、保険証切り替えに際しての注意事項をまとめます。

 

 

保険証切り替えに際しての注意事項 

正式な扶養離脱日から国民健康保険に加入するまでの期間の受診はどうなる?

僕の場合、国民健康保険証を作れたのは6月上旬に入ってからです。

しかし、国民健康保険への加入は扶養離脱日(=前の保険の効力が切れる)の4月1日からという扱いになります。

この間に発生する受診料の保険の対象は、新たな保険、つまり僕の場合国民健康保険になります

 

これは、前の保険証を使って受診した場合も変わりません

この期間に前の保険証を使って受診するとき、特に申告しなければその場では保険が適応された受診料しか請求されないようです。

例えば、僕が5月に病院に行き、前の保険証を提示していたとしたら保険が適応された額(3割負担)の請求となっていたということです。

ただし、後ほど「この期間は保険の適応範囲外でした」と追加の請求が来るとのこと。

そのため、新たに入った保険の適応を申請する必要があります

 

保険証がない(前の保険証を返還し新たな保険証もまだ申請できていない)場合は、一時受診料を全額負担しなければなりません

ただ、この場合も新たな保険への加入後、手続きを踏むことで保険適応となりお金が戻ってくるとのこと

ただし、前の保険証を使った場合も保険証がない場合も、新たな保険の適応とするためには領収書がないと手続きが難しいとのこと。

保険証切り替えの期間に病院・薬局に行く場合は、領収書の保存を忘れないようにしましょう

  

 

保険を切り替えた後の各病院・薬局での初めての受診

保険証が変わってから通院歴のある病院・薬局に初めて行った際は、保険証の提出の際に「保険証が変わりました」と自分から申告するようにしましょう

新たな保険証の登録手続きがあるようです。

僕が保険証を切り替えて初めての来院時に、保険証が変わったと申告せず会計時に申告したら、領収書の修正作業が入りました。

その教訓から、その足で行った調剤薬局では「保険証が変わりました」と自己申告の上保険証を提出。薬局でもやはり登録作業があるようでした。

患者がどんな保険証を提出するかなんて、受付の人は毎回は確認してないでしょう。

自己申告した方がお互いのためです

 

 

保険証の切り替えは人生において数えるほどしか起きないイベントでしょう。

面倒なところもありますが、病院に通える環境を作る、ひいては安心して生活を送るために必要な手続きです。

確実に行えるようにこの記事が参考になれば幸いです。

 

おしまい

 

 

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この記事を執筆したユモクについては以下の記事でまとめています。

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